歯の構造・形態学的特徴

歯科医師国家試験に臨むうえで必ず避けて通れないのが歯の解剖学。
必ず歯科医師として覚えておきましょう!

カラベリー結節→歯の横のところに出っ張っている部分。下顎頬側にあるものはプロとスタイリッドと呼ばれます。
桶状根→3根が癒合して、三日月状根ともいいます。
エナメル突起→根の部分にある突起。エナメル滴も要チェック!
タウロドント→特徴的な形をしています。歯冠部の歯髄腔が長いです。

他にも様々な特徴的な歯や隆線があるので、どこに発生しやすいかも含めて覚えましょう!

歯と歯髄

歯科医師国家試験では、硬組織の成分も出題されることが多いです。


エナメル質
エナメル質は地球上でもかなり固い分類に入ります。

ヌープ硬さ300、モース硬度6
電子顕微鏡(SEM像)などでは、エナメル小柱が観察されます。このエナメル小柱。動物によって形が異なるから面白いです。
エナメル質の無機成分はハイドロキシアパタイト。大人では99%がこの無機成分ですが、若いときはさらに低いです。
有機成分としてはエナメリンアメロゲニンが重要です。アメロゲニンは幼若エナメル質に多いという点もテストに出ます!
エナメル紡錘象牙細管入り込みました)、エナメル叢、エナメル葉などの構造もチェック!

エナメル質の成長線はレッチウス条です。生まれたときは新産線。
このレッチウス条は、横紋が強調したものです。横紋って?という質問が来たら「エナメル小柱の断面」です!
この辺りはよく位置関係を把握することが重要です。また、ハンターシュレーゲル条。これも重要です。

象牙質

象牙質の無機成分は80%、成熟エナメル質に比べるとかなり違いがあります。
象牙質の無機成分といえばホスホホリンⅠ型コラーゲンもありますが、これは骨にもありますよ。
象牙質の成長線としてはまずエブネル線。
エブネル線が強調されたもので明瞭に見えるのがアンドレーゼン線。不明瞭なのがオーウェンの外形線です。
あと、石灰化条も重要です。これは1日に1本といわれています。すごい不思議です。

セメント質

セメント質の無機成分は50パーセントくらい。かなり違いがみられます。
歯槽骨とつながるシャーピー繊維や、マラッセの上皮遺残などキーワードをもう一度思い出しましょう。

歯髄

持続的な痛みがある虫歯の時は歯髄を取る。
これは基本的な根管治療(歯内療法)です。歯髄には血管と神経などが通っています!
コラーゲン・細網線維、繊維芽細胞、象牙芽細胞はもちろん、未分化間葉細胞などもあります。

~芽細胞

エナメル芽細胞、象牙芽細胞、エナメル芽細胞。
これは成長方向を覚えることと、分布の特徴を覚えることが大事です。
エナメル芽細胞→成長方向はもちろん、エナメルタンパクの分泌・吸収・Caイオンの輸送など機能も重要です。
象牙芽細胞→歯冠部では何層かあり、歯根部では単層です。
エナメル芽細胞→有細胞セメント質と無細胞セメント質に分けられ、有細胞の方は根尖1/3です!

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