人体発生学

人体発生学はヒトがどのような形態学的な変化をしてゆくのかという学問です。
ヒトや動物の進化は面白いです。
太古の昔、魚類化から両生類、ハチュウ類、そしてホニュウ類に進化するまでの歴史が胎児にも刻まれています。
例えば、ヒトは胎児の初期のころには「水かき」があり、そしてアポトーシスによって消えて今の手になります。

書籍としてはラングマン人体発生学や、ムーア人体発生学などの成書が有名です。

ここでは、基本を押さえてゆきましょう。

外胚葉・中胚葉・内胚葉についてです。
これは高校生物の範囲です。分からない方は「生物」で復習してから進みましょう!

歯の発生学

外胚葉・中胚葉・内胚葉を復習したら次は歯に関するの発生学です。
耳下腺は外胚葉、顎下腺・舌下腺は内胚葉というのもよく出題されます!

外胚葉の上皮→歯が出来ます(もともとは歯は皮フから変化したといわれています!)
歯乳頭→歯乳頭からは歯髄・象牙牙細胞が分化
歯小嚢→セメント芽細胞、線維芽細胞などが歯小嚢から分化します。


鰓弓・鰓溝・鰓嚢

発生学を考える上で重要なのは先ほどの「~胚葉」と「鰓弓」という概念です!
発生の途中でヒトの胎児は鰓(エラ)のような形があります。もともと魚類から進化してきた証拠でもあります。

ここの鰓弓・鰓溝・鰓嚢を考える上で大切なことは「神経支配」を覚えるということです。
これを覚えればあとは、筋肉と神経支配の関係を思い浮かべれば出来ます。

第1鰓弓→三叉神経支配(咀嚼筋や顎舌骨筋など)メッケル軟骨、鰓溝は外耳道です。
第2鰓弓→顔面神経支配(表情筋など)、ライヘルト軟骨
第3鰓弓→舌咽神経、鰓嚢は胸腺と上皮小体下部
第4鰓弓→迷走神経、鰓嚢は胸腺と上皮小体上部

骨の成長様式と泉門

ここでは、膜性骨化軟骨性骨化について取り上げます。
これは名前の通り膜性骨化は膜状の組織から骨に変化するものです。
歯科医師国家試験、看護師国家試験や定期テストなどに頻出です。

膜性骨化→頭蓋と上顎(顔面頭蓋除く)
軟骨性骨化→頭蓋と鼻中隔、下顎など

また、泉門の封鎖時期も重要です。
これは「法医学」(外部サイト)上も重要なポイントになります。

小泉門→9か月
前・後側頭泉門→前部の方が早く(1歳)、後部は(1歳3か月)
大泉門→1歳半~3歳

加齢変化

今まで発生学を見てきました。
ヒトは加齢とともに様々な変化が起きます。 例えば臓器の働きが弱まったり、運動能力の低下です。

基本的には、加齢に伴い各種機能は「低下」します。
そのため、薬の投与など薬理学と加齢変化ではかなり重要なポイントになります。
また、変性や着色なども起きます。 教科書で様々な特徴をしっかり覚えていきましょう。

特徴は低下なので逆に「上がる」ものをチェックです(ex.血圧)


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